何を書くべきか
自分自身わくわくするよう、また読み、聞く側(多くの場合、相当の疑いを持っている)
にとってわかりやすく、はっきりとイメージを持って共感できるよう、簡潔明瞭かつ具体的に表現する
・市場構造が変わる、今のままでは破綻する、
変わらざるを得ないような大きな不満が高まっている等々、
変革の機運が盛り上がっていることを具体的に伝える
・大きな事業機会に対し、このベンチャーには明確な存在意義があり、
こんな素晴らしい事業はぜひ応援したい、と自然に思えるように書く
・この分野の素人が読んでもわかりやすいように、専門用語はなるべく少なく、平易な日本語で書く
・また、小手先の作文ではなく、社長が心からそう思うこと、独りよがりではないことが必要
事業ビジョン達成のステップは、事業ビジョンをどう実現していくか、
納得感、現実感のあるように示す。
ビジョンが壮大であればあるほど、第1ステップが確実に踏み出せるものであること、
しかもその延長線上にビジョンの実現性がはっきりと感じられることが重要
製品・技術ロードマップ等もわかりやすく示す
ベンチャーらしいスピード、フットワークのよさ、柔軟さのある組織の構築を目指していることを示す
書く上でのポイント
シェアを100%取れる、競合は全くいない、といった表現をすると社長の見識を疑われる。
表現の問題だけではなく、ビジネスセンスそのものにも疑問がある。
壮大ではあっても、現実感のある事業ビジョンを考え、表現すること
一見壮大だが、読む人には全然伝わらない、書いた本人でないと何がすごいのか
理解できない、という事業ビジョンが非常に多い。
この分野の素人である友人、家族等に説明してどのくらい早く理解してもらえるかどうか確認する
かなり詳しく説明しないと伝わらないものは、事業ビジョンとしては不十分、不適切。
その場合は、書き方だけではなく、内容そのものを再吟味すること
5年後にこうなっていればいいなあ、だけではなく、1〜2年後の明確なイメージを書くことが必要
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