USPとして何を書くべきか、そのポイント
現時点でどのくらいリードしていると考えられるか、今後もリードし続けられるどのような仕組み、
プラットフォームを作ろうとしているのか
・次々に新しい製品・サービスを出すスピードをどう実現するか
・気ままな顧客の要求をどう満足させ続けるか
なるほど、これなら勝つな、手ごわい相手にも十分勝てそうだ、
とこの分野の素人が聞いて納得できるように書く。
「技術が素晴らしい」という説明では不十分
競合とのスペック比較は
・必要に応じ、競合製品・サービスとのスペック比較をわかりやすく提示する
・これ1ページで誰の目にも、自社製品・サービスが最も優れていることがわかるよう、
比較が一人よがりにならないように書く
・試験条件の違い等、わかる範囲で漏れなく示し、後で突っ込まれて弁明し
信頼を傷つけたりしないよう留意する
・競合の進化を予想して比較すること。そうしないと意味がない
「既存勢力や競合他社が追従したり対抗しようとしても、彼らの現在の利益を損なうことになり、
身動きが取れない」というふうに、競合他社にとっては痛し痒しで対応しにくいことをわかりやすく書く
知的財産について
・「知的財産についても十分考え、しっかりと押さえている」、
「競合他社の参入を防ぐ的確な戦略を取っている」と納得できるように書く。
特許マップは全体像の中でどこを押さえているのか示す
・知的財産が多い企業は、めりはりをつけてわかりやすく書く。
膨大なリストを添付すればいい、ということではない
・知的財産が少ない企業は、それがなくても事業成長上大丈夫だと理解できるように書く
・特許を重視しがちだが、ノウハウも非常に重要であるので、
適切に示す最初非常にユニークと思うくらいでも、ほとんどの場合まねをされるか、
似たような商品・サービスが出てくる。市場導入時に勝つだけではなく、
その後も勝ち続けると信じる根拠を第三者が納得できるように表現すること
独自の優位性のポイントは
・代替品に比べてどれほど優れているか
・導入がいかに容易か、抵抗がないか
・いったん採用されたら、他社製品への切り替えがいかに困難か. . .
顧客のビジネスシステムにとって不可欠の存在になるか
・既存勢力は既存事業の利益を損ねるのでいかに身動きを取りにくいか。
一方、なぜ当社には痛みがなく、勝ち続けるプラットフォームを構築できるのか
例を説明すると、
・不十分な書き方: 「ブラウザのように簡単に使えるようにしたサーバー」
↓
より詳しい書き方: 「汎用性のあるサーバーのハードウェアからOS、ミドルウェア、
アプリケーション、GUIまでの全体設計により、超低価格で
従来製品では考えられない安定性、信頼性を実現する。
さらに、新しいアプリケーションをサーバーに組み込み、
ネットワークに接続するだけで、誰でも容易に使用できるようにする」