書くべきこととポイント

本事業のターゲット市場が市場全体の中のどこなのか、
できるだけ具体的に書く。

 

ネット通販、ルーターといったあいまいな表現ではなく、その中の
特にどの部分をターゲットにしているのか

 

・市場全体の中で、特に満たされていない切実なニーズをユニークな角度、視点からとらえる
・顧客と製品・サービス提供者側にどんどんギャップが生まれ、むしろ広がっていることを示す。
 すなわち、充足されていないニーズが大変大きいこと

 

そこがどのくらい大きな市場で、どのくらいのスピードで成長していきそうか、概略を示す

 

市場規模の推定は、誰が顧客・ユーザーなのか、今何にお金を使っているから
今回の新しい製品・サービスにどのくらい使いそうなのか、前提条件をおいて
できるかぎり具体的な仮説を立て、詳しく書く

 

広告収入を基にしたビジネスモデルの場合は、どれだけのネットユーザーをどうやって獲得しうるのか、
競合サイト等と競争してどのように獲得しうるのかを具体的に書く

 

水面下で何かが大きく変化していること、市場が大きく変化するエネルギーが充満しつつあることを
うまく表現すること

 

顧客のニーズ、不満がかつてなく高まっており、まだ誰も解を提供しようともしていない状況で
あること

 

製品のイノベーションが次のSカーブに移るお膳立てが整いつつあること

 

これは、表現だけの問題では全くない。

 

そういった市場を探し、的確にねらわなければ急成長を目指すベンチャーとして満足な結果を
出すことは期待できない。

 

そういった市場のアイデアがあって初めて創業に踏み切ること。

 

結果オーライにはならない

 

規模を正確に推定することはできない。

 

投資家も全然期待していない。

 

ただし、仮説立案が具体的で細かいほど、前提条件が明示されているほど、
大よその方向性についての説得力は増す

 

規模を正確に想定できるとは、投資家の誰も期待していないし、期待すべきでもない。

 

ただどこまで市場、顧客・ユーザーの状況を定量的・定性的によく知っているか、
どこまで深い考えを持っているかから、社長の能力、ビジネスセンスが判断される

 

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